祭り序盤から盛り上がりすぎです。
常翔学園-佐賀工業
序盤はお互いかなり力が入っていて硬い展開。
佐賀工は得意のセンター陣からの攻撃で攻めるのを常翔学園が止めてでも常翔がミスしてしまうみたいなのが何度か繰り返されました。
佐賀工はラインアウトでもブレイクダウンでもキックオフでもプレッシャーをかける意識が高くて素晴らしかったですね。
その中で常翔もペナルティとったりしてて息をつかせぬ攻防でした。
常翔学園はラインアウト苦戦したこともあり、敵陣でもなかなか思うように攻めることができません。
試合が動いたのは前半25分。
常翔は徹底的にフォワードで近場をせめてじわじわゲイン。空いたところで外に回して綺麗にトライ。
No8安田だけですんごいゲインしてました。
その後はランニングのキーマンフルバック池島が個人技で独走トライと常翔が流れを掴み前半は14-0で折り返し。
後半最初は常翔学園1年生SH前田のスーパートライ。相手がタックルしそうでしてこない位置で外のチャンネルまで流れてするーっと抜けました。
常翔学園はこのぐらいノリノリだとぐいぐい行きますね。
これで一気に流れるかと思いましたが佐賀工も全然集中切れなくてゴール前で何度も止められます。
佐賀工業は自陣のディフェンス徹底されてて素晴らしかったです。
その後2トライした常翔学園、アタック力は心配してませんでしたがあの佐賀工バックスを0点におさえたのはすごい。
常翔学園31-0佐賀工
日本航空石川-國學院栃木
気持ちの良いトライの取り合いで、お互いバックスに走力があり見応えありました。
どっちもまだまだ見たいチームだったのですけども、19-19の同点。
抽選の結果日本航空石川が3回戦進出を決めました。
國學院栃木はラストでトライとったプレーとか超よかったですし、強力な留学生を止めるディフェンスにも痺れました。
どっちも3回戦進出でええやん
日本航空石川19-19國學院栃木
長崎北陽台-深谷
山沢くんも超注目ですが全体的にバックスにスピードがあって、長崎北陽台はフォワードのモールが強烈。
深谷のフォワードはスピードで接点を制し、熱い攻防が繰り広げられていました。
前半の序盤に深谷がフォワードサイドでトライかというシーンがありましたがペナルティによりノートライ。
その後お互いのディフェンスが光ったこともあり前半20まで点が動きませんでした。
先にトライしたのは深谷。
バックスに選択肢が多くて相手に的を絞らせない感じで外振って取りきりました。端っこから山沢がコンバージョン決めて7-0。
26分にはラインアウトモールでもトライ。
バックスもフォワードも自信を持つ展開になりました。
前半を12-0で折り返して後半最初に取ったのは北陽台。
ゴール前のペナルティ、タップキックからスペシャルサインで二次攻撃できれいに抜けてトライ。
準備したプレーが決まって勢いつきます。
しかしその後は深谷がボールもエリアも支配する時間帯が続き、北陽台に反則も続いて苦しい展開に。
後半20分代にようやく敵陣に攻め込む北陽台、しかし深谷にことごとくターンオーバーされてしまいます。
それでもディフェンスが素晴らしく、何度も奪い返して面白サインプレーでインゴールに迫ります。
しかしエリアを制したのは深谷。
守ってた時間が長かったフラストレーションを発散するかのようなトライでノーサイド。
北陽台も素晴らしかったのですが、どっちも実力出して勝負がつくってのがスポーツだなあ。当たり前だけど。
深谷19-7長崎北陽台
報徳学園-秋田工
伝統校同士の2回戦。
序盤に報徳が二本とって流れ決まったかなと思ったら秋田工業がタレントを活かして1トライ返します。
その後は報徳がペナルティで前進しながらラインアウトずらしモールでトライ。
前半その後もう一本モールでトライの報徳。
決して重量級という感じではないものの、角度とタイミングとスピードが完璧で非常に止めにくいモールでした。
後半は16分までお互い無得点。
秋田工業がしつこくインゴールに迫り、最後はフォワードバックス入り混じってアタックしてトライ。報徳も粘っこいディフェンスするチームですがよく取りきりました。
これで勢いが出た秋田工業、その後のリスタートキックからじわじわ前進してまた接点を制してトライ。
キックも決まって逆転圏内で残り7分。
下げられる展開が続いて若干の疲れが見えた報徳学園は少しメンバーを変えて攻めますが、ペナルティをおかしてしまい秋田工のターンが続きます。
29分過ぎに22mの中まできてラストワンプレー。
しかしラック際でノッコンして試合終了。
報徳学園がシードの秋田工業を破りました。
秋田工業のアタック超面白かったんですが、報徳が兵庫大会からかなり力を伸ばしてた印象があります。
秋田工業19-24報徳学園
明大中野-新潟工
共に一回戦を快勝してきたチーム同士の戦い。
前半はトライ1本ずつ、最後に新潟工がPG決めて10−7で折り返し。
後半は明大中野がトライとゴールを1本ずつ決めて乗っていくかなと思っていたら新潟工が得意のモールで圧力かけまくります。
トライも決めて明大中野にシンビンも出てしまい、またモールモールでトライが生まれて20-14とリード。
ラスト数分の時間の使い方もモールモール。
モール組むのも簡単ではないのですがものすごく工夫して組んでましたね。
素晴らしい勝利でした。
明大中野14-20新潟工
稲垣選手も大喜び。
https://twitter.com/Gaki_keita01/status/814718599378059264
尾道-御所実業
第一グラウンド最後の試合。
勢いある尾道と初戦のAシード御所。
序盤は尾道が面白アタックを見せるものの硬さもあってなかなか後につながりません。
先に取ったのは御所。
15の豪快なランから堂々とした連続アタックで前半8分に先制。
その後は尾道が御所インゴールに迫るもペナルティで終えてしまいます。
御所は一気に尾道インゴールギリギリまでいきますが、2回続けてノートライ。
そのごすったもんだありつつ、尾道陣10mラインアウトから外に大きく振ってラックを作らずオフロードで繋ぎまくってトライが生まれました。
前半の後半また尾道がチャンスになりますが御所のゴール前ディフェンスま毎年徹底されてます。
微妙にずらしたり工夫しつつも5mラインから先は全然進まないゲインライン。
点差はこのままで折り返し。12-0。
後半最初に取ったのも御所。
ダイナミックに外にボールを動かしてフォワードバックス関係なく繋ぐ、トップリーグでも流行ってるスタイルで取りました。
それ以降も御所がノリノリでグラウンドを広く使ったラグビーが活きます。
尾道は後半22分にもインゴールに手が届く距離までいくのですが、やっぱり御所のディフェンス崩せず。
ディフェンスは毎年のことながら、アタックは今年いつもより強いって感じの御所が安定の勝利でした。
試合の部分部分切り取ると安定って感じもしない尾道の奮闘でしたが、勝負所わかってるのも御所の伝統って感じがします。
御所実業26-0尾道
流経大柏-桐蔭学園
先制トライは流経大柏。
フォワードで圧力かけて先制パンチを決めます。
桐蔭学園はそれで焦ってるような感じもありましたが、目を覚ましたように前半だけで3トライ。
17-7で折り返し。
桐蔭学園後半は序盤からアクセル全開。
アタックもノリノリだしディフェンスでもプレッシャーかけまくり。
さすがです。
桐蔭学園33-7流経大柏
その他試合結果
面白い試合多すぎやろ。
東福岡は最多得点と最多得点差試合の記録を更新。
第一グラウンド
東福岡138-0浜松工
山口15-40松山聖稜
岡谷工5-73東京
大阪桐蔭38-3朝明
御所実業26-尾道
第二グラウンド
日本航空石川19-19國學院栃木
茗渓学園48-7青森北
京都成章46-5高鍋
報徳学園24-19秋田工
石見智翠館39-0東農第二
第三グラウンド
常翔学園31-0佐賀工
仙台育英22-24春日丘
長崎北陽台7-19深谷
仰星61-5光泉
新潟工20-14明大中野
桐蔭学園33-7流経大柏