2日目も一回戦。
今日は一回戦ながら大ネタあり。
佐賀工業-黒沢尻北
勝ったチームが常翔学園との初戦ということで観戦。
佐賀工とにかく強し。
1本を除いて全てバックスのトライ、その1本も外に立ってたフランカーの選手が決めました。
伝統的にフォワードが強いチームのバックスが強い年というのは怖いです。
フォワードもスクラムでプレッシャーかけてたし、ブレイクダウンワークとかかなり安定してたから常翔は苦戦するかも。
黒沢尻北はトライ2本でしたが、どちらも良いトライでした。
フォワード戦で善戦してる部分もあり、悔いが残る試合だったかも。
佐賀工64 – 12黒沢尻北
若狭東-仙台育英
フォワード体重差が120kgぐらいあって、若狭東が小さい方なんですけど、積極的にフォワードサイドアタックしてボールキープができていてよく練習したんだろうなという感想。
口で言うと簡単だけど、本当にあの体重差で当たってボール出すって難しいんです。
先制トライも決めて行ける感触は掴んだと思うのですが、さすが仙台育英、フォワードバックス一体となった攻撃でトライを量産。
バランス良いチームですね。キッカーも両サイドからアングルあるキック決めてたし得点力あるチームです。
解説の後藤翔太さんも超褒めてたけど、若狭東の努力には敬意を表したい。
若狭東10 – 54仙台育英
尾道-関商工
前半は点数的には互角にやりあった関商工ですが、後半尾道がトライラッシュ。
尾道は色んなパターンで取れるチームで、アンストラクチャーからもガンガンいけます。
競った展開でも特に焦ることなく淡々としてる感じに風格を感じました。
関商工も伝統校らしい堂々としたプレーで、インターセプトからトライとか積極性も素晴らしい。
尾道57-12関商工
大分舞鶴-茗渓学園
1回戦屈指の好カード。
大分舞鶴はフォワード、茗渓学園はバックスとわかりやすい図式もあり見てる方は超楽しいけどやってる方は大変だったはず。
舞鶴はディフェンスで積極的にプレッシャーをかけ、前半はほとんどエリアもボールも支配してラストワンプレーでトライ。
茗渓学園は粘っただけに惜しい折り返しでした。
後半の入りが非常に大事だったわけですが、先にトライを取ったのは茗渓学園、キックカウンターから見事なバックス陣の走りでインゴールへ。
その後は舞鶴が今日一番のラインアウトモールでトライ。
お互いトライを取ってキックオフで敵陣に行って持ち味を出してトライというのがもう一度繰り返えされ、大分舞鶴リード。
その後茗渓がインゴールノッコンとかありつつもウイングでトライを決め、難しい角度のコンバージョンも決めて20-17でリード。
大分舞鶴はラスト攻撃、フォワードでの接近戦で勝負します。
前半から繰り返してるからどこかで穴が開くかと信じるような28フェイズ。
最終的にノッコンで終わってしまいましたが、一番練習してきたプレーで勝負する姿に痺れました。
その強力フォワードをぐいぐい押し返した茗渓学園あっぱれ。
トライ的にはバックス中心だったけど、あのゴリゴリを60分よく耐えました。
大分舞鶴17-20茗渓学園
その他試合
第二グラウンドでは二試合逆転が発生するなど、熱い試合が多かったです。
あと朝明のフォワードがでかくてびびった。
というわけで次からは二回戦。
常翔と佐賀工とか、尾道と御所とかやばい試合満載。
第一グラウンド
仙台育英 54-10 若狭東
尾道 57-12 関商工
茗溪学園 20-17 大分舞鶴
第二グラウンド
青森北 26-22 土佐塾
日本航空石川 93-5 玉島
松山聖陵 46-0 山形中央
岡谷工業 22-21 名護
第三グラウンド
佐賀工業 64-12 黒沢尻工業
朝明 43-7 九州学院
山口 24-15 富山第一
浜松工業 59-3 米子工業